首長各位から国・県の施策への要望・提言を承り、意見交換会を図る目的として例年行われています。6区の地域からは犬山市長、小牧副市長、瀬戸市長、春日井市代表として加藤副市長のご出席をいただきました。自民党県連側は、藤川会長、丹羽秀樹代議士、片山さつき参議院議員、伊藤県議、原県議、島倉県議、山下県議、そして私が参加いたしました。
加藤副市長からは国への要望事項として「新型コロナウイルス感染症に対する経口治療薬の速やかな承認」という項目で、治療薬の開発を国家補償の体制でしっかり行ってほしいと提言されました。県への要望としては「都市型水害に対する浸水対策及び治水対策の促進」との項目で、地蔵川・八田川の整備促進事業を引き続き進めていただきたいとの要望がありました。
藤川会長からは、国として災害防止のため5年間に亘って進めてきた国土強靭化対策を更に進めるため、3年の延長をして継続したことの説明がありました。また丹羽秀樹代議士からは文部科学副大臣としての立場から、教育現場の環境整備のため35人学級の推進と、ICT活用の教育を更に進めていくとのお話がありました。また外国人教育のため、加配の教師の補充についてのお話もありました。
令和3年度の当初予算では、床上浸水対策特別事業費・緊急防災対策河川事業費として、八田川・地蔵川に20億5,100万円が組み込まれています。いつ起こるかわからない災害に対して、しっかりと防災対策に取り組み、市民の皆さまの安全のため、引き続き事業推進の後押しをしていくと共に、コロナ対策についての国への提言を県議会からも促進してまいります。